「泣ける映画を観て、心のデトックス！をしに行くのです。」
という話を聞きました。実は多いのでしょうか、そういう方。「泣ける映画」という触れ込みで売り出す映画もありますよね。

感情を振り切る→ボロボロ泣く！→その後気分（心）はスッキリ。なのだそうで。うむ。分かる気がする！

私は常日頃、朝ドラやら、小説やら漫画やら、胸の痛むニュース、感動コラムを見たり読んだりしては涙することが多いので、チョイスする映画はもっぱら笑えてスカッとできそうな映画です。

太古の時代は、風邪をこじらすと死んでしまったり※「あすぴりんでございます！＠仁-JIN-」も無いし、ちょっと傷んだ物を食べると食あたりで死んでしまったり。が多かったのでしょう。中国医学には、体内に侵入してきた「外からの邪」＝外邪（ガイジャ）を、急いで追い出したい時、汗を出す、吐かせる、下させる、「汗吐下（カントゲ）」という治療をあえてすることがあります。

邪、と書いてヨ・コ・シ・マ。

うぉう、なんか悪～い。和語にしたらとっても忌まわしい感じ、この語感。。。体内や脳内に取り込んだり溜めこんだりしていては、とってもイケナイ感じがします。さっさと出しちゃうに限ります。

「日常生活であんまりボロボロ泣かないでしょ、大人になったら。だから号泣しに行くの、スカッとするよー」
と聞いて、そっか、涙も「汗吐下」とおんなじなのかなぁ。と思ったのでした。
あえて、涙を出して、ココロの中の要らないアレヤコレヤを追い出す。

今どんな映画、上映されてるのかな？

小説の映画化、とかが好きで、主に邦画を観に行くのですが、
一番最近観た映画は・・・あ、るろ剣ですね。

旧blog　2015/04/14　より一部改定